Stage ルート表示オブジェクト


smart で提供される表示オブジェクトのルートになる表示オブジェクト。
Divエレメントをラップしている。


記述例
var stage = new smart.Stage("element_id"); // ステージを配置したいエレメントのIDを指定

プロトタイプ

Stage → BoxViewBinder


メソッド
new Stage(elmName,[width,height]) Stageオブジェクトを作成します。
引数には、DOMエレメントのid(文字列)、または、DOMエレメントを指定します。 作成したStageオブジェクトは指定したDOMエレメントの子になります。
第二、第三引数には、幅、高さ(ピクセル)を指定できます。省略時には、第一引数で指定したDOMエレメントの幅と、高さが自動で適用されます。
on(eventName,fn) オブジェクトがイベントを発行した時に実行する関数を登録。
eventNameはスペースでつなげて複数設定することも可能。
off([eventName,fn]) オブジェクトがイベントを発行した時に実行する関数を削除。
関数指定が無い場合には、指定されたtypeに紐づく全ての関数を削除。eventName指定が無い場合には、全ての関数を削除。
trigger(eventName,[data]) eventNameで指定したイベントを発行する。
発行するイベントオブジェクトにはtype,target(発行元)が自動的に設定される。data(オブジェクト)を設定することでイベントオブジェクトを拡張できる。
reg(x,y) ※暫定機能 回転や拡大縮小の際の基準y座標を0~1で指定。デフォルトは 0.5
style(styleObject) ※暫定機能 スタイルをオブジェクト形式で指定。
addChild(view,[index]) 表示オブジェクトを追加する。indexを指定して挿入位置を変更可能。
removeChild(view) 表示オブジェクトを削除する
child(id) idを指定して表示オブジェクトを取得する

プロパティ
enabled Boolean イベントの発行の有効/無効を設定、または取得。
false を代入すると、"click"、"mouseover" などの処理を unbindせずに一時的に無効化できる。
element DOMElement 読み取り専用。自身のDOMElementへアクセスする。
id String idを指定、取得する。DOMエレメント名。
parent View 読み取り専用。自身が配置されている親表示オブジェクトを取得する
visible Boolean 表示 /非表示を指定、取得する
x Number x座標を指定、取得する
y Number y座標を指定、取得する
z Number z-indexを指定、取得する
alpha Number 不透明度を指定、取得する。デフォルトは 1
scaleX Number 幅方向の拡大率を指定、取得する。デフォルトは 1
scaleY Number 高さ方向の拡大率を指定、取得する。デフォルトは 1
scale Number 拡大率を指定、取得する。デフォルトは 1
rotation Number 回転角度を指定、取得する。例) view.rotation = 45;
regX Number 回転や拡大縮小の際の基準x座標を指定、取得する。デフォルトは 0。(左上)
regY Number 回転や拡大縮小の際の基準y座標を指定、取得する。デフォルトは 0。(左上)
stage Stage 読み取り専用。自身が配置されたStageオブジェクトを返す
width Number 幅をピクセルで指定、取得する。例外的に "auto" のみ代入可能。(デフォルト auto)
height Number 高さをピクセルで指定、取得する。例外的に "auto" のみ代入可能。(デフォルト auto)
mask Boolean 指定した幅、高さをはみ出した子オブジェクトを表示するかどうか指定する
children Array 読み取り専用。addChildされた子オブジェクトの配列を返す
html String テキスト(HTMLタグを含む)を指定。取得する。

イベント
"click" 自身をクリックときに発行
"mouseover" カーソルが自身の領域に入ったときに発行
"mouseout" カーソルが自身の領域から外れたときに発行
"mousedown" カーソルが押されたときに発行
"mouseup" カーソルが離されたときに発行
"mousemove" カーソルが動いたときに発行
"touchstart" タッチが開始したとき発行
"touchmove" タッチしたまま移動しているときに発行
"touchend" タッチが終了したとき発行 その他、"touchcancel","gesturestart","gesturechange","gestureend"も対応デバイスで発行

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